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 ●オレ流、デジイチ・カメラ設定(デジイチの事を、ちょっとだけ知っておく編) 2010年4月記



   ・露出の補正
   ・色調の調整
   ・iso感度と画質
   ・レンズについて(レンズ表記とマクロ機構)
 
 登場人物の紹介



真穂さん

何の因果か、アシスタントをしている
「〜ですわ」口調の
品のある、綺麗なご婦人
 

室長

広く、浅い知識で答える男、
簡単、テキトー、それなりで
写真を撮している

├──────────────────────────────────┤
 どうしたんですか、
”デジイチの事を、ちょっとだけ知っておく編”
 だなんて。 良いだけ、好きなことを書き込んでいて、『今更』 ですわよ。
 まあ、そうなんだが、・・・書き込んでいるうちに『デジイチを初めて使う人に、この書き方で解るだろうか・・・。」 なんて思うようになってな。 もう一度、デジタル一眼レフカメラを見直しておこうと、思ったのさ。
 そうですわね、
 今一度、初心に返るのも良いかもしれませんわ。 もうすぐ春が来ますし、撮影にお出かけする機会も多くなりますから、カメラのお手入れをしながら、お勉強ですわ。
 そう言うことだ、
 私は、スチル写真の時の勢いで、デジイチを使用しているから、意外と解らないことも多くてな。 良く、ネットで調べていたりしているんだぞ。
 あら、そうだったんですか。 私はてっきり、いかがわしいHPを見ているのかと、思いましたのよ。
 ・・・た、たまに息抜きも必要だし・・・な・・・。
 まあ・・・とにかくだなぁ・・・、一眼レフカメラの基本操作は、昔も今も変わりはしないが、デジタルになってから余計な操作が増えたのだが・・・。
 真穂さんは、デジカメを使用する前は、どの様に写真を撮影していたのかな。
 そうですわね・・・。 私が持っていたのは、コンパクトカメラでしたけど、カメラを手にしたら、先ずはフィルムの残り枚数を確認をして、時には交換をしてから・・・・・・あら?。
 気がついたようだね、今までの写真は、フィルムを使用して撮影をしていたが、デジタルになってからは、フィルムだった部分が撮像素子(イメージセンサー)に変わった。
 そうですわ、私ったら 何の違和感もなく、普通にデジカメを使用していましたわ。
 私も真穂さんと同じで、試用品で撮しながら「あれは、こうだ・・・写りが、どうの・・・」 と言っていたのだが。 今思えば、試し撮りの最中にはフィルムのことなど、頭の中には無かったと思うぞ。
 何かすごいことが起きていたはずの瞬間を、私たちは見過ごしてきたのでしょうね。 何か、メーカーに”してやられた”そんな感じですわね。
 そうだな、チョットだけ悔しい感じだな。
 まあ、メーカーにお任せだった部分が、個人で操作できるようになったのだから、良いことなのかも知れない。
 そこで、”デジイチの事を、ちょっとだけ知っておく編” なんですね。
 そう言うことだ。
 先に述べたように、カメラ自体の基本的な操作に変化はない。 この、増えた部分のことを、少しだけ学んで置こうじゃないか。
 それと、大抵のデジタルカメラには、露出補正機能が備わっているが、使用しているかな?。
 えっ、私の使っている、チョイ撮り用のコンデジ(コンパクトデジタルカメラの略称)にも、備わっていましたかしら・・・。
 デジタルカメラであれば、ほとんどの機種に備わっているはずだ。
 このあたりから、説明しようかな。



=露出補正機能を使ってみる=
 
 室長、私の”Nikon COOLPIX-2500”にも、露出補正機能が、備わっていましたわよ。
 おおぉ、・・・メガピクセル初期のコンデジだな、真穂さんと同じで、古・・・(バキッ!!)
 (ニッコ、ニコ〜)
 私と、な・に・が、同じでなんでしょうか?。
 (右手が、グー)
 いててっ・・・わっ、悪かった、許してくれ・・・。
 
 さて、露出補正機能を簡単に説明すると、読んで字の如く、カメラが判断した適正露出を個人が、写真の写りを明るくしたり暗くしたり出来る機能だ。
 写りを明るくしたり、暗くしたりする機能・・・ですか・・・。
 つかぬ事を聞きますが、”
適正露出”の意味と言うか、”露出”の意味が、イマイチ良くわかりませんのよ。
 あっ、そうか。 言葉の意味がわからないと話にならんな。
 先ず、
露出とは、『シャッタースピード、絞り値、iso感度』の、3つのことを称して言う言葉だ。 たとえば、
「・・・この写真の”露出”は?」と聞かれたとすると。
「シャッタースピードが XX、絞り値が OO、iso感度が **」
と言う具合だ。
 そうなんですか。
 で、”適正露出”は、何ですの。
 デジカメ各メーカーで違ってくるが、適正露出”を簡単に言うと。
『カメラに内蔵された、撮影プログラムが、撮影する場所・被写体に対しての、一番良いと判断した露出(シャッタースピード、絞り値、iso感度)。』
 と、言えば解るかな。。
 そうですか、・・・だから、初期設定での写真の写り方が、メーカーによって違ってくるんですのね。
 そう言うことだな。
 そもそも撮影プログラムは、『誰でも簡単に綺麗な写真を写せるように』、メーカーの開発スタッフが試行錯誤をして作り上げた物だ。 だから、その設定に準じても良いし、参考にして独自の写りを作るのも良い。
 とにかく、写真は、『撮して、なんぼ』だ、撮してみようじゃないか。
 そうですわね、カメラを使って写してみましょう。。

 サンプル撮影に使用したデジイチは、”Canon−EOS・ Kiss・ Digital X”です。
 
 
 

 


 室長、何を撮してみますの?
 そうだなぁ、・・・せっかくサンプル撮影用に購入した美少女フィギュアだ、それを使おう。
 撮影モードは、絞り優先モード(以降、Avモード)を使用するぞ。
 ちなみに、ホワイトバランス・オート、iso感度・800、絞り値は、操作できる最低絞り値だ。



Tv(シャッター速度)=1/60 秒
Av(絞り数値)=F5.6

露出補正=0
ISO感度=800
レンズ=EF-S18-55mm f/3.5-5.6 USM
焦点距離=55.0 mm
ホワイトバランス=オート
ピクチャースタイル=ニュートラル






Tv(シャッター速度)=1/30 秒
Av(絞り数値)=F5.6

露出補正=+1
ISO感度=800
レンズ=EF-S18-55mm f/3.5-5.6 USM
焦点距離=55.0 mm
ホワイトバランス=オート
ピクチャースタイル=ニュートラル



Tv(シャッター速度)=1/15 秒
Av(絞り数値)=F5.6
露出補正=+2
ISO感度=800
レンズ=EF-S18-55mm f/3.5-5.6 USM
焦点距離=55.0 mm
ホワイトバランス=オート
ピクチャースタイル=ニュートラル


 天井の蛍光灯と、補助ライトとしてアーム型の電気スタンドを使用したが、サンプルとしては上出来だと思うが・・・。
 あらぁ〜、ほんのチョット補正しただけですのに、こんなに明るくなりますのね。
 そうだな、露出補正+2だと明るすぎるようだが、フィギュアの白い パ、パ、パンティーも、良くわかるぞ。
 何を興奮しているんですか?それでは、どこかの危ない叔父さんですわよ。
 おっ・・・危ない方向に行くところだった。
コホンッ
 明るく撮せたのは良いが、喜んでばかりもいられんぞ。 補正する前と後とでの、シャッター速度の違いに気がついたかね?。
 ええ、ですが室長、Avモードではなく、シャッター速度優先モード(以降、Tvモード)で撮しやすいシャッター速度にして、露出補正を明るく補正して撮せば、良くならないのかしら。
 そう言うと思ったぞ。
 それでは、真穂さんの言うように操作してみてくれないかな。 答えは、それからだ。
 ・・・・・・。
 あらぁ?・・・室長。
 Tvモードで、私が手ブレ撮影になりにくいシャッター速度、『1/125秒』に合わせたのですが、絞り値が点滅していますわよ、露出補正もしてませんのに、どういう事ですの?。
 それはだな、カメラが、
『この撮影条件では、シャッター速度が早すぎて絞り値を適正露出に合わせられません・・・。』
 そう言っているのだぞ。
 どうして、Tvモードでの露出補正は、出来ないのかしら。 以前、室長はこのモードで補正に苦労していたようですけど・・・何か理由でもあるのかしら・・・。
 真穂さん、それはTvモードだと、任意で固定されたシャッター速度に対して、レンズの設定できる絞り値に制限が有るからだ。
 Tvモードで露出補正を使用して撮影をしたいときには、十分な光量が必要になる、つまり撮影条件が限られてくると言うことだ。 たとえば、天気が良い日の屋外撮影、屋外で速い動きの被写体を写すとき、屋内ならば、バレーボール等のとても明るい場所でのスポーツとかだ。
 だが、Avモードでは、任意で設定されたレンズの絞り値に、 シャッター速度を合わせるから適正露出に出来る。 そして、Avモードで明るく露出補正をすると、絞り値が任意で固定されているから、シャッター速度を更に遅く補正して撮す事になる。
 そうでしたわね、レンズの絞り設定範囲は、決まっていますものね。 ちょっと、無理がありましたわ。
 
 まあ、あまり難しく考えず、露出補正機能は、手早く明るさを調整できる機能と考えれば良いだろう。
 あとは、撮影条件にもよるが、露出補正するときは、”白飛び” しない程度に、ほどほどの調整を心がけよう。
 はい、解りましたわ。
 あっ、ところで室長
”白飛び”って、何ですか?。  
 
 おぅ、”白飛び”とは、写真の露出が多く、白い部分(明るい色も含む)が明るくなり過ぎて、陰影が無くなる現象だ。その反対に、明るく写りすぎて、露出補正をマイナスにすると、”黒つぶれ”と言う現象が出来る。
 これって、フィルム時代でしたら、色々な道具やテクニックで調整していた部分ですわね。 かなりの経験も必要でしたわ。
 デジタルカメラが普及したころのフィルム一眼レフには、露出補正機能が搭載されていたようだが、自分なりの写りにするのに、経験と経費と時間が必要だった。
 いまは、デジタルカメラが広く普及して、撮したその場で画像を液晶モニターで確認でき便利だ。 だが、便利になった分、色々と覚えないといけなくなったと言うことだな。
 とにかく、カメラの性能や撮影条件で、露出補正の度合いが、変わってくるから注意が必要だぞ。
 どことなく露出補正が、少しですが解ったように思いますわ。
 この辺で、次に行きませんこと。
 そうだな、あまりグダグダと書き込んでも、意味がないので次だな。



=色調の調整(ホワイトバランス)=
 
 色調の調整だなんて、私のような初心者に出来ることですの?。
 真穂さん、”色調の調整”と言っても難しい物ではない。撮影するときには、カメラ(イメージセンサー)のホワイトバランスを合わせてから、写真を撮ろうと言うことだ。
 そうなんですか。
 てっきり、室長の「あ〜でもない、こ〜でもない」が、始まるのかと思いましたわ。
 そ、そんなことはない・・・ぞ・・・。

 ところで、真穂さんはデジカメが、ここまで普及する前のことを覚えているかな。
 えぇ、フィルムを使っていたときの事ですわね。いろんなメーカーから、様々なフィルムが販売されていましたわね。
 フィルムの撮影枚数が終わるたびに、「上手に、撮せたかしら・・・フィルム交換が、面倒ですわ・・・」 なんて思いながら、カメラ操作をしていましたわよ。
 私もそうだったぞ、撮したのは良いが、どの様に写っているのかが不安だった。 下手くそな私なんか、少ないお小遣いで、結構な量のフィルムを使用していたから、現像の方が間に合わないくらいだったのを覚えているぞ。
 私たち一般の人が入手可能なフィルムにも限りがあって、それぞれフィルムメーカーによって色調が違ったりするから、使い分けが面倒だった。 だが、デジタルカメラでは、フィルムの部分に当たる 撮像素子(イメージセンサー)を、使用者が撮影シーンに合わせて調整する事になったわけだ。
 
 そのための、色調の調整 と言うことですのね。
 そう言うこと、
 その基本的操作が、ホワイトバランスの調整 なのだよ。 他にも色々と有るが
 大抵のデジタルカメラには、様々な状況の光源に合わせて、白色が綺麗に写るように、幾つかの調整がされている、 これを ”ホワイトバランス”と言う。 これが、一番簡単な色調の調整だ。
 真穂さん、カメラに想定されている設定で、何枚か撮影して見てくれないか。
 私が撮して、大丈夫なんですか。
 皆さんにどの様に写るのか、サンプル画像を見ていただくだけだから、心配しなくても大丈夫だって・・・。
 
 *各画像をクリックすると、実寸の25%ですが画像を大きく見られます。
 


AWB(オート)



太陽光

 

日陰

 

曇り



白熱電球



白色蛍光灯

 この画像を見てもらうと解ると思うが、ホワイトバランスが、”合っている、合っていない”で、かなりの変化があると思うがどうかな。
 あらぁ、設定を変えただけですのに、色合いがこんなに変わりますのね。 何か、雰囲気まで変わってしまいますわ。
 私も同感だ。 ちなみに、このサンプル写真を撮影した場所は、北側にある窓なので、ホワイトバランスを設定するならば ”日陰か、曇り”なのだろうな。
 ”オート、太陽光”も、良い感じですわね・・・。
 何か、この画像を見ただけでも、ホワイトバランスを合わせてから、撮影をした方が良い事が解りますわ。
まあ、そう言うことだ。
 撮像素子(イメージセンサー)の部分は、アナログ時代に言う、フィルムの部分になる。
 フィルムを使用していたとき、色調等はフィルムメーカーにお任せだったので、いまいちピンと来ないかもしれない。
 だが、デジカメを使う限り、色調の調整をしてから使用する事を知っておくべきだろうな。
 そして、ホワイトバランスを合わせることが、私の様な横着者には、一番手っ取り早い色調の調整なのだ。
 そうですわね、写りの善し悪しに関わるところですわ。 デジイチでしたら何度でも撮り直しが出来ますから、どんな被写体が、光源別にどの様に写るのか何度も試写して、覚えるかメモしていた方が良いですわね。
 ところで、
ホワイトバランスってなんですの。
 簡単に説明するとこうだ。
 
光源が違うと、被写体の色合いが変わってくる。 そこで、白色を基準にして、自然な色合いになるよう各光源別に、撮像素子(イメージセンサー)をカメラに組み込まれている、ソフトウェアーを使用して補正していこうと言うことだな。
 まあ、もっと詳しく知りたい人は、メーカーHPのQ&Aに詳しく載っているので、そちらを参照していただきたい。
 
 そうなんですか・・・。
 この他に、デジイチが初めての方に、お勧めの調整は、有りませんこと。
 そうだな、・・・このデジイチだと、私たち初心者に向いている調整としては、”ホワイトバランスの補正”程度だろうな。
 室長、それってどういう事ですの?。
 人それぞれ、”好きな色合い”が有ると思うが、それに合わせて調整しようと言うことだな。 取扱説明書には、色々なことが書かれていると思うが、「ちょっとだけ、自分の好きな色に合わせたい」 人には、お勧めだぞ。
 どんな感じになるのか、見てみたいですわ。
 B(青調)、A(オレンジ調)、M(濃いピンク調)、G(緑調)の、方向別にサンプルを撮してみたので、見てもらえるかな。
 
 
 面白いですわね。 この色方向から自分の好きな色合いを決めて撮影すると、ただ撮すのと違って写真も楽しくなって来ますわ。
 室長、もっと他には・・・。
 おいおい、これ以上はちょっと勘弁してくれないか。 この他に、コントラスト、色の濃さ、明るさ等、組み合わせたらきりがないぞ。
 イメージセンサーに関しての操作は、デジタルカメラになってから新しく増えた操作項目だ。 各個人が、少しずつ覚えなくてはいけないことだと思うぞ。
 後は、個人がそれぞれ取扱説明書を見ながら、操作・調整してくれないかな。
 フフフッ・・・そうですわね・・・デジタルカメラは、撮したその場で画像を確認できますし、少しはお勉強ですわ。
 ところで、室長がこのカメラを使用する際は、どの様な色合いの設定にしていますの?。
参考にもならんと思うが、このデジイチだと私の場合は、カメラにピクチャースタイル幾つか保存して使用している。
 一番多く使用しているピクチャースタイルは、『シャープネス・+調整、コントラスト・気持ち−、色の濃さ・+調整、色合い・そのまま』、こんな感じだ。 他は、あまりいじらないで、状況に合わせて、ホワイトバランスを合わせ、露出補正を明るめにしているだけだ。
参考程度に、お見せ下さいませんかしら。




 なかなか、お上手ですこと。(人には、何か一つ取り柄が有るようですわ。)
 お褒めにあずかり、光栄だ。(何か、試されたようだな・・・。)
 ところで、室長が撮す写真には、「絞り優先モード」で撮した物が多いようですが、何か訳でもありますのかしら。
  
 私が、絞り優先を多用する訳か?・・・人の目が行う動作に近いからだろうな。
 人は、暗いと目を良く開き、明るすぎると目をすぼめるだろ、この行動がレンズの絞りの上げ下げと同じで、撮すときにイメージしやすいからだ。 撮したい物や風景にカメラを向けると、適正露出(このモードでは、シャッタースピード)が 直ぐに解るし、この”絞り優先モード”での撮影データーが、私的に応用しやすいからだろうな。
 シャッタースピード優先では、撮影条件が限られてくるし、プログラムモードや全自動だと、面白味に欠けるからあまり使いたくはない。
 まあ、そんなところだ。  
 そうなんですか・・・。(何か、絞り優先モードは、お手軽モードのようですわ。覚えておきましょう・・・。)
 
 それでは、次ですわ。
 
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